全体観について続
昨日お伝えした全体観について続けますね。
人によって全体観を持つことが得意な人もいれば、苦手な人もいます。
全体観というのは、
・仮説構築力
・情報収集力
・観察力
・洞察力
これらの能力を持っている人物となります。
自分がどこにいて、どういう状況なのか考えたことはありますか?
仮説を立てて情報を収集し、偏見を持たずに観察し見えないところを見通す意識を持つ。
その結果、全体を見通すことができるようになるわけです。
とはいえ、全体観をどう身につければ良いのか不安になる方もいるでしょう。
トレーニング方法の一つとして、オプションという考え方が有効なのでシェアします。
例えば、年末年始の過ごし方について考えてみます。
年末年始の過ごし方
→自宅でのんびり過ごす
→実家に帰る
→友達と遊ぶ
こういう選択肢があなたの中で思い浮かぶはずです。
オプションというのは、複数の選択肢を比較して評価する思考法になります。
僕が先ほど書いた選択肢の中から素早く評価する癖をつけるようにしてください。
ビジネスであれプライベートであれ、人の行動というのは
“選択肢から選ぶ”
この行為の連続となります。
つまり、選択の精度を上げることが非常に重要になるということです。
素早く情報を受けとり、いくつかある選択肢の中から自分に合った最善を選択する。
スピードを意識しながら、こういう思考を同時に行うことで全体観を会得することができるようになります。