心の拠り所を作る
心の拠り所を作ることと、人や環境に寄りかかることは別物です。
自分の手に入れたい結果に向かって努力や行動をして、休息を取るために身を置く場所が拠り所です。
他人になんとかしてもらおうということではありません。
今現在のあなたの状況があるということは、そうなった原因やそうなる行動が必ずあったはずです。
それを人の力でなんとかしようとするのは
「(家族や恋人のために)料理を作ったけど失敗して、機嫌を損ねてしまったからなんとかして下さい」
と言っているようなものです。
これはさすがに自分でなんとかするしかありませんよね。
人を頼ることは悪いことではありません。
人は一人では生きていけませんからね。
ただし、自分が取ってきた行動で今のあなたがいます。
それは誰かのせいや、環境のせいだけではありません。
生きていれば良いこともあれば嫌なこともおきます。
嫌なことがあったときに最終的に立ち上がるのは自分の意志。
立ち上がる前段階として、負ってしまった傷を癒すために拠り所が必要になるということです。
「頼れるということは信頼の証」
「頼ることは恥ずかしいこと」
「頼る」という言葉から思いついた気持ちや言葉を考えてみてください。
あなたの思考の癖が見えてくるはずです。