お金とは
本日が仕事納めで明日から年末年始に入る人が多いと思います。
仕事柄、年末年始も関係なく働く方もいるかと思いますが、世間一般的にはこの時期から多くの人が休暇に入ります。
そこでこのタイミングでもう一度考えて欲しいのが「お金」の概念です。
一人一人が本当の意味で「稼ぐ力」を身につけることが出来れば、その中で得た「心の余裕」や「幸せ」を周囲の人へ分け与える事ができ、確実に今よりも豊かな世の中になるでしょう。
その為に僕はこうして活動しているのですが、実際に経済的余裕がない人がいるのも事実です。
「お金儲けがしたい!」
「早く稼ぎたい!」
「お金が好きすぎるから早く儲けたい!」
このように抱いている人がほとんどなのではないでしょうか。
今回「お金」についてお話ししたいと思いました。
しかしこれを話すと少し長くなりそうなので結論から申し上げますが、「お金」というのは単なるツールでしかなく、「信用」をメタモルフォーゼしたものに他なりません。
これは「お金」がお金として成り立った歴史や背景を紐解けば自ずと本質を理解する事が出来るかもしれません。
私たちは何かを買ったり、預けたり、借りたり…普段の生活ではその繰り返しをして生きています。
しかし、「お金」というのは人を雇う事も出来れば、人を追い詰める事も、人間関係を崩すことも出来てしまい、万能であるがゆえにその本質を見誤らせています。
紙幣や硬貨が誕生する前は石や貝殻、金、銀、といった形をしていた事からもその本質が「信用」であることが分かりますが、多くの人はお金を信用とか概念で捉える事が出来ないから道を見誤るのです。
これは仮に100万円でブランドのバッグを購入したところで人によっては、
「なんでバッグに100万円も使うの?」
「そのブランドのどこがいいのか分からない…」
「バッグに100万円使うなら他のことに使った方が絶対いい!」
といった形でブランドバッグに100万円の価値(信用)を感じていないから出る言葉であって、信用が数値化されたのがお金になっている事が分かります。
つまり、私たちはこれまでの経験や感覚、生きてきた環境…によって信用の物差しが出来ているのであり、その物差しを基準として値段を決めているのです。
そしてビットコインのような仮想通貨が現れたことで「お金の概念が変わった」という人をたまに見かけますが、お金のシステムや仕組み自体は変革したけれども、そもそもお金の概念は変わっていないと僕は思っています。
これ以上話すと長くなりそうなので最後にまとめると、「お金」というのは信用を視覚化して数値化したものに過ぎないから、稼ぎたいと思うのであれば「信用をどのようにして生み出すか?」にフォーカスすべきだと言えます。
お金を学ぶのに物凄くお勧めな本を紹介します。
The Money 7つの原則 〜私たちは幸せなお金持ちになるために生まれてきた〜
- 作者: 竹井佑介
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2015/08/22
- メディア: 単行本
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