結果を得るには〇〇と〇〇が必要

前回はアイデアを考える上で妨げになる価値観をお伝えしました。

「白か黒か」

というすぐに判断をしてしまう考え方が、アイデアを考える上では妨げになります。

この「すぐに判断」ということが重要です。

皆さんからも

「仮説を建てることは重要ですね」
「検証することも忘れてはいけませんね」
「すぐ判断していました」

など、じっくり考えることの重要さは知りつつも実行にはなかなか移せていない様子がうかがえました。

じっくり考えられない原因として

「結果を急いでいる」

ということがあります。

人はどうしても結果を急いでしまいます。

お金が絡んでくるとなおさら。

これは人間関係にも言えます。

信頼関係を築いていくにはどうしても時間がかかります。

価値観の違うもの同士が信頼し合うには「時間をかける」は避けて通ることはできません。

反対にすぐに結果を得られるものは、すぐにその結果を失ってしまう可能性も高いです。

長期的な自分の資産や結果を作っていくには、じっくり時間をかけることが必須です。

アイデアも積み上げていけば自分の資産となってきます。

アイデアそのものだけでなく、考え方や目の付け所など、目に見えない資産が積み上がっていきます。

目に見えにくい形ではありますが、アイデアは立派な資産です。

偶然考えたアイデアがうまくいくということもありますが、それでは「一発屋」になってしまいます。

一回のアイデアではなく、何回も考えては実践をして、検証をしてアイデアを積み上げていきます。

アイデアを作っていくということにも、時間や経験はどうしても必要になってくるわけです。

渾身のアイデアと思ったことがうまくいかず、パッと思いついたアイデアがうまくいくことも当然あります。

しっかりと自分の資産を積み上げるという結果を得るには

「我慢と辛抱」

この2つが必要不可欠になってきます。

この2つを両方味わってこそ本物の結果を得ることができます。

最近では

「ありのままでいいよ」
「頑張らなくても良い」

という考え方も広まりつつありますが、自分の望む結果を作るにはそれなりの我慢・辛抱が必要です。

少しの我慢や辛抱で得た結果は、少し良い結果で終わってしまうでしょう。

どれが良いというわけではありませんが、自分の望む結果が今までにない大きいものであれば、それなりの我慢や辛抱は覚悟しておいたほうが良いです。

少し大げさに考えておいたほうが

「こんなものだったのか」

と気軽に望むことができますので。

望む結果に近づくためにも、アイデア出しや検証など、一般的には面倒と思われることにも積極的にチャレンジしていきましょう。