感情と記憶の関係
情報を取るときに
・自分ごととして捉えるか
・自分の感情をリンクさせるか
これらが大切です。
日々様々なニュースが流れていますが、その中であなたの感情が動いたニュースや情報をお聞きしました。
「テニス全豪で優勝した大阪なおみ選手」
というおめでたい話題もあれば
ちょっとここでは紹介できないような心が痛むニュースまで、様々な話題が皆さんのメッセージを通して届きました。
最近の話題もあれば数年前の話題もありましたが、数年前の話題でもはっきり覚えているということはそれだけ心を動かされたということにもなります。
特にショックの大きかったものは、いつまでも覚えています。
子どもの頃に受けたショックは、大人になっても何かしらの形で尾を引いていることが多いもの。
それは気持ち的な部分はもちろん、嫌いな食べ物も大体は子どもの頃の記憶、経験から来ています。
子どもというものは感受性が豊かで素直なので、難しく考えず自分にも物事にも素直です。
悲しいと思えば悲しいですし、楽しいと思えば楽しさを表現します。
しかし大人になるにつれて
・我慢
・世間体
・建前
・社交辞令
など、自分の気持ちに素直になれない機会が増えてきます。
これはある意味仕方ないといえば仕方ないのですが、感情に蓋をしたり、社交辞令のようなことを繰り返すと、記憶にすら残らないこともあります。
それだけ感情と記憶は密接な関係にあります。
感情が動けば記憶に残りますし、感情が動かないものは記憶にすら残ららない可能性が高くなります。
大人になってから
・物覚えが悪くなった
・物忘れが増した
・時間が早く過ぎる
というものは、感情が動いていないことを多くやっているという見方をすることができます。
前回の続きになりますが
「最近あなたは感情が動いていますか?」
感情が動けば、記憶にも残りますし、それだけ日々の充実度も変わります。
同じ24時間の中でも、喜怒哀楽や新しい発見のある24時間と、いつもと変わらない仕事や作業をこなすが中心の24時間では、充実度が違うことはあなたも実感があると思います。
さて、今回は感情と記憶をテーマにしましたが、最後に質問をします。
「あなたが子どもの頃に経験して、今でも覚えていることはありますか?」
これを掘り下げることで、あなたの抱えている考え方や性格、価値観の根本が見えてくる可能性が高くなります。
今日もあなたを知るための一歩を進めていきましょう。