謙遜に潜むワナにハマっていませんか?
前回は某タレントさんの決め台詞をテーマに「信じる」をテーマにお届けしました。
日本では謙遜する文化が根強いですので、何かを達成しても
「いやいや」
「いえいえ」
と成功を自分で否定しがちです。
勉強する上でも人間関係を作る上でも謙虚さはとても重要です。
ですが、謙遜しすぎると自分自身の行動や努力、相手からの気持ちを否定することになります。
例えば
Aさん「努力を重ねてすごいですね」
Bさん「いえいえ、まだまだです」
Aさん「綺麗ですね」
Bさん「いえいえ、私より綺麗な人たくさんいますから」
この場合、Bさんはどうなるでしょうか?
あるいはAさんはどのような気持ちになるでしょうか?
Bさんのような対応をしていませんか?
以前もお伝えしましたが、言葉はその人や目の前の現実を作ります。
謙遜することは悪いことではありませんが、謙遜だけで終わらすとある意味で否定になってしまいます。
「努力を重ねてすごいですね」
と言われて
「そうなんです!すごいんですよ私」
とは言いにくいと思います。
ですので”謙遜+受け入れ”を意識してみてください。
Aさん「努力を重ねてすごいですね」
Bさん「いやいや、まだまだなんですけどもっと頑張ります!」
謙遜だけで終わらずに前向きな言葉で終わると、声をかけてくれた人も前向きになります。
もっと応援してくれるかもしれません。
謙遜をする原因は大体の場合は自分よりもすごい人と比べて謙遜をします。
大切なことは「今までの自分と比べて成長したか」です。
過去の自分よりも1ミリでも成長できていれば素晴らしいことです。
あなたは謙遜という名の他者比較にハマっていませんか?
今日は昨日の自分よりも成長することを意識して過ごしてみてくださいね。