成功者と呼ばれる人
成功者と呼ばれる人は、例外なく好奇心に満ちあふれています。
好奇心というのは、新奇性という言葉に置き換えることもできます。
「新しいこと、ちょっと変わったことを見つけていく」
これは誰もが持っている心理特性ですね。
友人の家で子供たちが積み木のおもちゃで遊んでいたのを例にします。
積み木に夢中で楽しく遊んでいたのに、そこにクルマのおもちゃを出した瞬間、積み木の興味は消えたのです。
子供と関わっていれば誰でも見たことがある光景ですが、これこそが
“新奇性がある”
という実証になりますね。
興味を持たなければ、子供はそのおもちゃで遊ばなくなります。
そこで僕は、興味がなくなった積み木のおもちゃに
「この積み木だけど、ちょっとヒビが入っているかも。」
こんな風に声をかけてみたのです。
すると、子供はどうなったと思いますか?
「あ、本当だね。どうしたら良い?」
こう話して、再び積み木のおもちゃに興味を示したのです。
子供を例にしましたが、子供は常に新しいことを発見しようと行動をしています。
その一方で大人になればなるほど、こういう行動が少なくなっていく。
だから、自分の中にある好奇心というのを意識することは大事だと思いますね。
それがなければ行動をしようと思いませんし、新しいことを発見するチャンスも失われていきます。
自分の中にある好奇心、一度見つめ直すようにしてください。
新たな気づきが生まれてきますので。