利己心を克服していきましょう
前回は、身近なことと向き合っていますか?という問いかけをさせていただきました。
人が関心を向けたり感情が動きやすくなるのは身近なことです。
人は自分ごとと思うと行動を起こそうとします。
「お金が無くても、時間が無くても、感謝の気持ちを表す方法はいくらでもできるんだなぁと思いました」
「一番身近な存在であるもう一人の自分とよく向き合うことが大切ですね」
「周りを見る前にまずは身近な部分にも目を向けていかないといけませんね」
など、皆さんそれぞれ違う環境の中で身近なところから”仁”の必要さも感じているかなと思います。
「一番身近な存在であるもう一人の自分とよく向き合うことが大切」
一番コミュニケーションをとっている人は自分自身です。
自分自身に対する態度が他人への態度に出てきます。
自分を大切にできる人は他人も大切にできます。
逆もまた然りですが。
似た者同士が引き寄せ合うという性質がありますので、自分や他人を大切にできる人の周りには同じく人を大切にできる人が集まります。
「仁の精神は大切」と考えている人と「仁の精神は必要ない」という人は仲良くなりませんよね。
シェアの文化が広がってコミュニケーションがより重要になります。
繋がりを作っていくというよりも、まずは自分で自分自身の仲間になりましょう。
人はどうしても利己的になってしまいがちです。
「利己心は人間の最も強い本能である」とも言われます。
この利己心を克服して、利他を意識できる人間を目指していきましょう。
今日は何か一つでも良いので利他になるようなことをやってみてくださいね。